排尿ケアチーム

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排尿ケアチーム

排尿ケアチームは2016年に泌尿器科医師、皮膚・排泄ケア認定看護師、理学療法士、薬剤師を中心に担当医や病棟看護師と連携して入院患者さまの下部尿路機能障害(排尿困難・尿閉・頻尿・尿失禁)に対するケアを開始しました。

骨盤内手術後や整形外科疾患術後、または疾患によって著明にADLの低下した患者さまの尿道留置カテーテル抜去に際して、下部尿路機能障害を生ずると思われる方や障害の生じてしまった方に対して、排尿ケアチームが中心となって担当医や病棟看護師と連携し、排尿日誌や残尿測定により排尿機能を評価し、患者さまに必要な薬物療法や排尿誘導・生活指導のほか、必要に応じて理学療法士等による動作訓練を組み合わせた包括的な排尿ケアを提供しています。
このようなケアによって尿道留置カテーテルの早期抜去により尿路感染の防止と共に早期に排尿自立に導くことで患者さまのADLの維持や増進につなげていきたいと活動しています。

※ADL(Basic Activity of Daily Living):食事・更衣・移動・排泄・整容・入浴など生活を営む上で不可欠な基本的行動を指します。