病院案内
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ご挨拶
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病院事業管理者
大橋 修二
箕面市立病院は、1981年7月に開院して以降、地域の医師会、歯科医師会、薬剤師会との連携を推進・強化するとともに、諸先輩がたをはじめ職員の誠実で直向きな取組によって地域医療の中核を担う急性期医療の病院として成長してきました。
一方で、開院から43年が経過し、施設の老朽化が深刻な状況となってきたことから、箕面船場阪大前駅から徒歩4分の好立地へ移転させ、医療法人協和会が運営する「協和会病院」との再編統合によって急性期病床390床の確保をめざし、将来の医療需要に応え、持続可能で質の高い医療提供体制を構築する予定です。さらには、府内公立病院で初めて全室個室とし、そのうち7割は個室利用料がかからず、これまでと変わらない負担で、快適な療養環境を提供します。
2024年3月市議会において、市立病院の移転・建替えに取りかかるための各種業務の予算、指定管理者を「医療法人協和会」に決定する議案及び指定管理者制度移行に関連する予算が可決されました。新病院をスムーズに開院できるよう、現病院にて2025年4月から指定管理者「医療法人協和会」による運営へと引き継ぎます。
市民の皆様の安心と信頼に応えられるより質の高い、親切な医療サービスの提供を心がけ、今後とも職員一丸となって取り組んでまいりますので、今後もご支援、ご協力をいただきますよう、よろしくお願いいたします。
箕面市病院事業管理者 大橋 修二
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総長
関本 貢嗣
2024年4月1日より総長職を拝命いたしました関本貢嗣です。どうぞよろしくお願いいたします。
新型コロナウイルス感染症の流行はさることながら、今後一層の高齢化とともに疾病構造の変化が予見されるなど、医療を取り巻く環境は急速に大きく様変わりしようとしています。また、当院は、2028年中の建て替えにより、病床数を390床に拡大して放射線治療を導入するなど医療体制を充実させること、そして病院の運営形態を2025年度から指定管理者制に移行することが決定しています。私はこのように病院が大きく変革していく中で、総長の重責を託されたことに身の引き締まる思いがしております。
今の市立病院に必要なことは、運営形態の変更に影響されることなく、当院に与えられた役割である急性期医療を高いレベルに維持していくこと、そして、患者さんが急性期・回復期・慢性期・在宅といった流れで治療や療養を受けられる中で、それぞれの役割を担う医療や介護サービス事業者としっかり連携を図り、地域医療という大きなグループで患者さんを診る体制を築くことだと考えています。
これまで、大学病院、公立病院、民間病院などさまざまな病院で勤務してきました。診療面では、大腸疾患を中心に診断・治療の発展に全力で取り組んでまいりました。これまでの経験を活かして、微力ではありますが、地域医療の発展と箕面市立病院の運営に貢献させていただきたいと考えております。どうぞよろしくお願い申し上げます。
総長
関本 貢嗣
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病院長
岡 義雄
コロナ禍の4年、緊張や行動規制などもあり、思うように対面で話すこともできず、不安の中での生活を余儀なくされてきましたが、ようやく沈静化してきて久しぶりにゆっくりと年末年始を過ごせると思っていた矢先の大地震と航空機事故。2024年は衝撃的な幕開けとなりました。被災・事故で亡くなられた方々の安らかな眠りをお祈り申し上げます。また被災され、未だ困難な生活を強いられている方々や航空機事故に遭われた方々に心よりお見舞いを申し上げます。一日も早い復興と安心できる生活を、そして心身が少しでも早く癒されることを祈念しています。
さて、当院は開院後43年が過ぎ、大阪府内で最も古い建物を有する自治体病院となり、施設の老朽化などの問題が深刻化してきましたので、新病院新築移転計画が進んでいます。開院当初より「日本一親切な病院」を目標にしてきましたが、親切だけではなく、信頼され、「選ばれる病院」でないといけません。そのために、“5方よしの病院”、すなわち地域住民がかかりたいと思う病院、地域の先生方が紹介したいと思う病院、人材派遣をしていただいている大学医局がより良い人材を送りたいと思う病院、また若い医療職の人達が働きたいと応募してくれる病院、そして何より職員たちがここで働くことに誇りを持てる病院、をめざしていきたいと思います。そのような病院になるために、現状維持ではなく、職員一人一人が「変えなくちゃ」、「変わらなくちゃ」という意識を持って、チャレンジし、変革していくことが求められます。変革の向こうには成長が待っています。現病院からも取り組んでいきたいと思います。そう簡単には進まないかもしれませんが、新病院設立が単なる延命に終わるのでなく、継続して良質で高度な医療を提供できますよう努力していきたいと存じますので、さらなるご支援を賜りますようよろしくお願いいたします。
病院長
岡 義雄