病院案内
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ご挨拶
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病院事業管理者
大橋 修二
このたび 令和3年(2021年)1月1日付けで、箕面市病院事業管理者を拝命しました大橋修二です。どうぞよろしくお願いいたします。
箕面市立病院は、「日本一親切で信頼される病院」を目標に昭和56年(1981年)7月7日に開院いたしました。開院後は、地域の医師会、歯科医師会、薬剤師会との連携を推進・強化するとともに、諸先輩がたをはじめ職員の誠実で直向きな取組によって地域医療の中核を担う急性期医療の病院として成長してきました。
現在では、かかりつけ医との役割分担により、高度な検査や専門外来、入院治療、救急医療を中心とする「地域医療支援病院」として、地域医療の確保にも努めております。また、大阪府の「がん診療拠点病院」の認定を受け、地域のがん診療の提携協力体制を構築し、がん患者さまに対する相談支援及び情報提供を行っております。
一方で、開院から40年近く経過し、施設の老朽化が深刻な状況となってきたことから、北大阪急行線の延伸により新たに整備される「箕面船場阪大前駅」に程近い船場東1丁目へ新病院を移転・建て替えすることが決定しております。
今後、令和7年度(2025年度)中の開院をめざし、将来の医療需要をしっかりと見極める、最新医療や感染症対策にも対応した機能的な病院、これまで以上に市民の皆様の生命や健康を守る親切な病院をめざして、スピード感を持って新病院の整備に取り組んでまいります。昨年来の「新型コロナウイルス感染症」により、経営面において厳しい状況が続くことが想定されますが、市民の皆様の安心と信頼に応えられるより質の高い、親切な医療サービスの提供を心がけ、今後とも職員一丸となって取り組んでまいりますので、今後もご支援、ご協力をいただきますよう、よろしくお願いいたします。
箕面市病院事業管理者 大橋 修二
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病院長
岡 義雄
2021年4月1日付で院長を拝命しました岡義雄です。現在新型コロナウイルス感染症が中々収まらず、しかも変異株が増えてきており、予断を許さない状況にあります。ワクチン接種が広く一般の方に行われ、一日でも早く収束してくれることを祈るばかりです。
今回の思いがけない経験を通して、平穏と思えていた社会もいつ大きく変化するかわからないと改めて認識させられました。このような社会状況の変化に対し、われわれ医療者にも柔軟で迅速な対応が求められ、地域社会における病院の役割も社会状況によって変化していきます。今、われわれは、病院の新築移転という課題を抱えていますが、現状維持ではなく、アンテナを張り巡らし、今何が病院に求められているのか、市民の皆様のニーズはどこにあるのか、をキャッチし、まだ続くコロナ禍であっても、after coronaではなく、with coronaの時代の病院の存在意義についても考えながら、様々なことにチャレンジし、新しい価値を創造していきたいと思います。
当院の経営状況は決してよくありません。移転を実現させるためには職員一人一人の意識改革と行動変容を求めていく必要があります。しかし、ピンチをチャンスに、とも言います。今回のコロナ禍で経験したことをこの先に活かすことができれば、地域の医療を支えていける強い病院づくりにきっと役に立つはずです。そしてその先にはnew normalに対応した新病院が待っていると信じています。
病院というところは我々にとっては日常の世界ですが、地域の皆様にとっては非日常の場所であることを自覚し、治療のみならずそれに伴う不安や苦痛も和らげられるよう寄り添う医療を心がけていきたいと思います。そしてチーム一体となって安全・効率・専門性を追求した医療を提供していく所存です。
皆様に信頼される病院づくりに努めてまいりますので今後ともご支援を賜りますようよろしくお願いいたします。
病院長
岡 義雄