地域連携クリティカルパス

箕面市立病院HOME > 地域医療連携のご案内 > 地域連携クリティカルパス

地域連携クリティカルパスとは

地域連携クリティカルパス(地域連携パス)は、かかりつけ医と市立病院の医師が共同して、共通の治療計画書(地域連携診療計画書)により患者さまの治療を行うシステムのことです。

地域連携パスのメリット
  • かかりつけ医と市立病院の双方が、作成した地域連携診療計画書に基づき、患者さまの診療情報を共有するので、スムーズな連携により切れ目のない診療を行うことができます。
  • 検査や薬などの重複を避けることができ、安全な治療を受けていただくことができます。
  • 患者さまご自身が治療内容を理解し、目標達成に気持ちを向けることができます。

 大阪府では、保健医療計画(平成20年3月策定版)において地域連携パスの導入促進を位置づけ、4疾病(がん、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病)の全てに対し、二次医療圏や大阪府がん診療連携協議会で共通の地域連携パスを作成し、運用しています。
当院でも、豊能医療圏内の病院や保健所などと連携し、4疾病の地域連携パスの作成に取り組んでいます。現在、次の地域連携パスを実際に運用し、開業医(かかりつけ医)と共同で診療していますので、ご紹介します。

  • がん
  • 糖尿病
  • C型肝炎
  • 脳卒中
地域連携クリティカルパスとは

連携手帳(又は冊子)で診療に関する情報を共有します

地域連携パスでの治療を受けられる方には連携手帳(又は冊子)をお渡ししています。
この手帳は、対象となる患者さまの治療に使われることを目的に作成されたものです。かかりつけ医と市立病院の医師が、役割分担を含め診療内容について手帳を基に患者さまに提示・説明することにより、患者さまに安心して医療を受けていただけることができます。
患者さま、かかりつけ医、市立病院のそれぞれが、この手帳に必要事項を記載し、情報共有、情報交換を行います。
医療機関に受診の際には、必ず連携手帳を持参してください。かかりつけ医や市立病院以外の医療機関にかかる場合でも、手帳を提示することで、現在の患者さまの状態を把握できるとともに、検査や投薬の重複を避けることができます。

糖尿病地域連携パス

糖尿病地域連携パスは、糖尿病治療の中断防止、良好な血糖コントロールおよび合併症発症 進展防止を目的にし、地域ぐるみで計画的に糖尿病診療・療養を実践するシステムです。
現在、24の開業医(かかりつけ医)と連携しています。

糖尿病地域連携パス

地域連携パスでの治療の対象となるかた

  1. 新規発症のかた
  2. 血糖コントロールが不良な場合
  3. 血糖コントロールが不安定な場合
  4. 緊急性が高い場合
  5. 合併症検査が必要なかた場合
  6. その他、主治医が必要と判断した場合

糖尿病連携パスによる治療を希望されるかたへ

  • 糖尿病連携パスによる治療を希望されるかたは、かかりつけ医に相談してください。また、逆にかかりつけ医や市立病院の医師からご紹介させていただく場合もあります。
  • 受診の際には、必ず連携手帳を持参してください。

がん診療地域連携パス

 がん診療地域連携パスは、がんの手術などの専門的な治療を行った後に、かかりつけ医と市立病院が共同して診療を行うための5年先までの診療計画をまとめたものです。
この診療計画を連携手帳として患者さまにお渡ししています。患者さまは、この手帳を「私のカルテ」としてお持ちいただくことで、「いつ」「どこで」「どんな」診察や検査を受ければよいかがわかります。また、かかりつけ医と市立病院の医師が患者さまの治療経過を共有でき、検査などの重複が避けられ、より適切な診療が可能になります。
現在、26の開業医(かかりつけ医)と連携しています。

地域連携診療計画の一例(大腸がん)

糖尿病地域連携パス

がん診療地域連携パスの対象となる疾患

当院では現在、次の5つの疾患で連携パスを作成し運用しています。

  • 大腸がん
  • 胃がん
  • 肺がん
  • 前立腺がん
  • 膀胱がん

がん診療地域連携パスでの診療の流れ

地域連携パスでの診療の流れ